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2012年 08月 30日

20120825-27 雲取山・笠取山・甲武信ヶ岳縦走3DAYS 山行編

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今年の夏は、なんだかバタバタしていて、とうとうアルプスに行く事が出来なかった。その代わりというわけでは無いのだけれど、奥多摩から甲武信ヶ岳まで久々に長い距離を歩いてきた。

本来は、奥多摩から瑞牆山荘まで歩きとおすのが筋という物であろうが、自分の脚ではまだちょっと不安である(特に帰りのバスに間に合わなかったらアウト)のと、ある目標(ヒミツ)の為に下見として一度じっくり、ゆっくりと歩いておきたいという理由から今回のプランとなった。



Day1
奥多摩駅(01:00)―鷹ノ巣山避難小屋(05:00)【休】―七ツ石山(06:30)-雲取山(08:00)【休】―ハゲ岩(11:00)―将監峠(13:00) 【泊】

千葉の自宅を出て、奥多摩駅スタートでバスを使わずに石尾根を登りつめるとなると本来1泊目は奥多摩小屋か雲取山荘がセオリーであろうが、なんだかその二箇所での幕営は気が進まず、久しぶりに将監小屋や笠取小屋で泊まりたいと思ったので、始発ではなく前日の終電で奥多摩入りし深夜から歩き始めた。

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奥多摩付近でよくっみる花。あまり好みではない。

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七ツ石山

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雲取山

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禿岩からの眺め。

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将監小屋の水場

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将監小屋のテント場。自作シェルターを張りご満悦。

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自作シェルターの張り姿。前から改良したいところがあったのだが、間に合わなかった。案の定・・・。

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晩飯はこんな感じ。テラノバの370mlチタンカップで湯沸し。僕の夏のスタイルなら必要にして十分。

時間的にも早く十分に笠取山、笠取山荘までいけたと思うが、いかんせん眠過ぎて力尽きた感じで将監小屋にて幕営。


Day2
将監小屋(06;00)―唐松尾山(07:00)―笠取山(08:10)―水晶山(11:30)【休】―雁坂峠(11:20)―雁坂峰(12:00)―東破風山(13:00)―甲武信小屋(15:00)【泊】

前日あまりに早くテント場に着いたので予定を変えて2日目も暗いうちから歩き出し大弛まで行ってしまおうかと考えながら眠りに付いたが目が覚めると周囲は既に明るくなっていてあっさり元のプランに戻し歩き始めた。

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笠取山へ向かう途中の美しい原生林の尾根道。

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笠取山山頂

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おなじみの「サビ」

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雁坂峠。スポーツエイドジャパン主催のレース(のようなもの?)が開催されていた。少しだけ応援。

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破風山避難小屋。一日でここまで来られる自信があればトレランスタイルで1泊全山縦走も可能なのだけれど・・・。

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破風山避難小屋前のピクニックベンチで小休止している頃から雨が降ってくる。やはり晴れが一番だが霧の中の苔むしたトレイルは趣があってよい。

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甲武信小屋。名物小屋番・北爪さんのお子さんが小屋まで上がって来ていた。

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小さい手作りシェルターで不安であったが、強い雨にならなかったこともあって快適に過ごせた。夜半には雨もやみ、満天の星空。長い登山経験の中でも十指に入る美しさだった。

歩き始めから既にあきらめていたので良かったが、やはりこの先の大弛山荘まで行くのは時間的に不可能であった。2泊3日で全山縦走をやるには、初日に最低でも笠取山まで進まなければならないことを身をもって感じ取ることが出来た。

Day3
甲武信小屋(06:00)―甲武信ヶ岳(06:15)【休】―甲武信小屋(07:00)―西沢渓谷(09:30)

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甲武信ヶ岳山頂

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田部重治文学碑

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自作パックにハンドボトル、ランパン、軽量トレランシューズのスタイル。概ね好調であったが、シューズは失敗であった。

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西沢渓谷からのバスと電車の乗り継ぎがあまりに良過ぎて、下山ビールを飲む暇も無くあっという間に新宿へ。途中、大怪我から復帰した友人がメジャーなトレイルレースで素晴らしい成績を収めたことを知る。一人祝杯。

1日目と最終日に時間が余り過ぎてしまい、最初から気合を入れていたら全山縦走が出来たようなのでちょっと後悔したが、それは後々のお楽しみとして、今回は今回で概ね天気にも恵まれとても楽しい3日間を過ごすことが出来た。

by cossycossy | 2012-08-30 04:22 | ハイキング


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